9月13日21時30分(日本時間)、米国の消費者物価指数(CPI)の発表がありました。
結果は、前年同月比8.3%でした。
7月(8.5%)よりも減速し、2月連続で減速しましたが、市場予想(8.1%)は上回り高い水準で推移することになりました。
これを受けて、アメリカ3指数ともにそれまでの4日続伸の上げを全て帳消しにする大幅下落となりました。
ダウ、ナスダックは雲上昇から一気に雲下限抜け、S&P500もギリギリ雲下限で踏みとどまった感じです。
個人的な予想としては、今週金曜日の米国MSQ(今回はトリプルウィッチング)まで上げてからの下げを予想してました😅が、いきなり下げてきましたね。私は見事に読みきれませんでした🙇♀
↓13日午前10時に書いたブログです
お恥ずかしいm(_ _)m
9月14日(水)には、「英国CPI」、9月15日(木)には、「米国小売売上高」の経済指標の発表がありますので、どうなることやら。
ここからは、あくまで個人的な意見ですが、ここ5日くらいの動きはMSQ前の仕掛け
ではないかと考えています。
昨日までの4日続伸の急激な上げ(ちなみに、株価と逆相関になりやすい金利は下がっておらず高止まりしています。)からのCPIショックともいえるほぼ全戻しの下げ
単純な急激な4日続伸の戻しの下げでななく、無理矢理上に釣り上げてからの落としだと考えます。
この急落で、この4日続伸前の株価戻りました。そもそもこの4日連続伸自体が、4日で5%の急激な上げ(そもそも上げた理由も、「CPIが下がってインフレが落ち着くのではないか」というあいまいな理由でした。それでこの上がり方はやはり異常なことだと思います)は、長期的な下げトレンドの戻りではなく、仕掛けるために急激な釣り上げであって、CPIに合わせて落とすために上にもっていかれただけなので、CPIの仕掛けが終わった今きれいに元の水準に戻ってきただけということになります(上のチャートを参照ください)。
つまりこれは、MSQを前にした先物・オプションのポジション解消ための仕掛け的な値動きにみえます。
それがふつうはよくSQ前の前々日におこるために「魔の水曜日」と呼ばれ激しい値動きをすることがあります。
それが今回はCPIをネタに1日早い火曜日におこったと考えます。
「MSQ」「魔の水曜日」については、こちらをご覧ください↓

なぜ私がそう考えるかについて少し説明します。
「今回のCPIの結果は、ダウ、ナスダックがこれほど急落するとほどの内容だったか?」ということです。
市場予想よりも高かったですが、前月よりは減速しています。
これは、株価にとっては、マイナスの面とプラスの面がある指標結果だといえます。しかし、株価の結果はご存知の通り、超絶ナイアガラとなりました。
今回のCPIの結果からすると、上に行くにしても下に行くにしてもそこまで荒い動きになるような極端な内容ではなかったと思います。
これは、やはり単に指標の結果を受けて下げたというより、指標発表に合わせて仕掛けてきたと考えた方がいいと考えます。
仮に、「今回のCPIが8%で市場予想よりも低かった」という結果だったとします。
CPIが8%だったとしても、同じ結果になっていたと考えます。
株には、「材料出尽くし」という便利な?(インチキとも言えること)言葉があります。
つまりは株価が上がった下がったなどの理由は、後付でなんとでもなるということです(※これについては下の方に書きます)。
ニュース・記事に書かれていることが全て本当の理由かは分かりません(一理はあるがそれが全ての理由ではないという意味で)。
(これは今回のCPIの話とは少しズレますm(_ _)m)
さらに言うとこの8.3%いう数字は、日本時間の13日21:30の発表でしたが、もちろんこの結果は発表前から一部の人たちは知ることができます(いくら表面上をなんといおうと、「情報は万人に平等ではない」ということです)。
つまり、8.3%という数字を知り得たものいたとして、「今回のCPIは改善されているだほう」という理由をつけ、無理矢理CPI前に一旦上にふってから、CPIの発表で急落させることも不可能ではないのです。当然、個人レベルではなく、大口の力です(今回のCPI発表でこういったことがおきているといっているわけではありません。あくまで、イベントや重要な指標のときはこういった可能性もありますよという意味です)。
「そんなのインチキでしょ?」「インサイダーじゃないの?」と思われますが、全てとはいいませんが、このようなことは実際少なくないと思います(世の中綺麗事だけではありません。まして、お金のかかった世界です)。
(↑青い部分は、私の考えですが、「これを真実なんだよ」というつもりももちろんありませんし、あくまで私の考えなので「なんかバカな妄想してるなぁ」と思ってもらってかまいません。しかし、私の考えは置いといたとしても、ここ5日の急激な上げからのさらに急激な下落といった激流のような値動きかまあったことも事実です。
私がここでいいたいことは、このような仕掛けなど綺麗事だけではないことがある世界ということを理解した上で負けないトレード、勝つトレードをすることが大事だと考えます。
※《今回のCPI結果を受けた株価の反応についてのニュースや記事でどのようなことが書かれるかについて》
『CPIの結果は、前年同月比8.3%』
・7月(8.5%)よりも減速し、2月連続で減速
・市場予想(8.1%)より高く、高水準で推移
今回、「市場予想(8.1%)より高く、高水準で推移」に反応し下げたということですが、もし今日上げていたら「7月(8.5%)よりも減速し、2月連続で減速」が取り上げられて、これを理由に続伸とニュースで報道されることとなったでしょう。
実際に書かれていた記事は↓

今回のCPIの結果から株価があがれば、「2月連続で減速」を好感し上昇、株価が下がれば「市場予想(8.1%)より高かった」ため下落と、反対の値動きをしてもどちらでも理由づけできます。
MSQを前にした先物・オプションのポジション解消ための仕掛け的な値動きをしたい大口からすると、大きな注目のCPIは絶好のきっかけになります。
逆に、CPI前に4日続落して「2月連続で減速を好感」を理由に大幅上昇させるという動きも作り出すことができます。
CPIに限らず大きな注目を集める経済指標をきっかけに上下に大きく動くため、短期間のトレード場合、利益が出ていれば一旦利確するか、損切り設定をしておく方がいいと思います。
逆に長期投資の場合は、こういった上げ下げ(とくに下げ)は気にしなくていいです。トレード転換したと思われる場合は別ですが。
大きな経済指標やイベントのときは、どちらに動くかわからないため、イチかバチかの勝負をしないで、「取れるときにとった方がいいということ」と、どちらに動くか分からないので逆に動いたときどうするかを計画しておくことつまり、「リスクコントロール」をしっかりしておくことが大事です。
↑あくまで、これは個人的な考えです。
では、最後にPCIが発表されたドル円の値動きを見てみてみます。2円80銭くらいの逆ナイアガラがおきてます😅すごっ、、、

このような動きのとき、逆に値動きが荒いというリスクを承知の上で、この値動きを利用して利益をとりいく方法もあります。
これについては、また後日。。。
では、よいトレードを😃
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